27日に帰国しました。
25日間、全17都市、毎日歩きっぱなしでした。

おかげで何度か体調を崩し、巻き爪のワイヤーは爪ごと吹っ飛び、虫歯が疼き、さらに手足に謎の発疹ができるなどなど、なかなか順調には進みませんでしたよ。当然だわな。
でも、様々な街や人と出会い、スペイン語もほんの少しは上達し(?)、史料もちょっとは収集でき、終わってみれば充実した旅でした。
ちなみに、首締め強盗やスリに遭うといった犯罪型の被害には一度も遭わず。思っていたよりもスペインは安全だった。場所次第では恐ろしく危険だけど…。むしろ、フラメンコのチケットなくすとか自爆型の失敗にへこんだね。

修論書き終えたら、また旅をしたいものです。今度はアジア!

時間があるときに旅行記でも書いていこうかと思っているけど、とりあえずはダイジェスト版ということで。「17の街」の珠玉の写真をどうぞ(笑)


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                    マドリードのマジョール広場、フェリペ3世像

マドリード(9月2日~4日)
2日は深夜11時空港到着。3日はプラド美術館へ。中でもベラスケス、ボッシュ、ゴヤの絵画に興奮。ベラスケスを好きになってしまったのは自分でも意外だった。それからソフィア王妃芸術センターでピカソのゲルニカを鑑賞。夕方、サラマンカで語学研修している後輩Hanzと合流。

翌4日は二人でマドリード観光。王宮、ろう人形美術館(期待を上回って面白かった!)、レティーロ公園などなど。そして深夜12時過ぎに人気のない路地をウロウロしている二人。行く前はあんなにガクガクブルブルしてたのに、慣れって恐ろしい…。5日、無事にマドリード脱出。


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                    断崖絶壁の都市クエンカ

クエンカ(9月5日)
マドリードから列車に揺られること2時間半。窓の外には赤茶けた荒野、岩肌むき出しの山々、オリーブ畑、枯れ果てたヒマワリ畑など、カスティーリャ・ラマンチャ地方特有の風景が広がる。クエンカは、河川の浸食によって作り出された奇岩の上に立っている。まさに絶壁の都市。旧市街の家々は青、ピンク、黄色などパステル調の色彩で、カラフルでかわいらしい。中世以来の古い街なのだが、古臭さを感じさせない。街は小さく、郊外には川や野原、丘が広がっている。ちょっとしたハイキングを楽しんでいると、ここでトラブル発生!岩から飛び降りたHanzが左足かかとを負傷。一人宿に帰還するHanz…

その後、一人で街を散策していると日本人青年に遭遇!名古屋で美容師をやっていて、今はアジア・ヨーロッパ旅行中だというAsa氏。旅の出会いって不思議なもので、すぐに意気投合。バルで夕食を一緒に。2時間くらい話しまくり、日本でまた会おう!と誓い合ってお別れ。


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                    古都トレドの全景

トレド(9月6日、7日)
列車に揺られること2時間あまり。中世の古都トレドヘ。Hanzは足負傷に加えて、風邪を悪化させてしまったので、部屋でダウン。オレ一人でトレドを散策。路地フェチとしてはたまらない街だ。人一人ようやく通れるくらいの、とても細く曲がりくねった路地もあり。でも基本的に旧市街はアップダウンが多くて足にくる。しかも日差しが強く暑いから、すぐに水分と体力を奪われる。それでも無理して歩き回ったもんだから、夕方頃ついに微熱を出す。まあでも、一晩寝たら回復…。

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                    風車の町コンスエグラ

コンスエグラ(9月7日)
トレド二日目は、バスでコンスエグラに向かう。風車の丘で有名な町だ。町外れの丘の上に、11基の風車と古城が並んでいる。11基の風車にはそれぞれ名前がついていて、高さや壁の質感、屋根の色など、それぞれ微妙に異なっている。それぞれに個性がある。
風車の丘からは、ラマンチャの大地とコンスエグラの街並みが一望できる。観光客が2,3人しかいなかったんで、この絶景を独占してる気分。
帰り際、内部が売店になっている風車に立ち寄る。すると「モウカリマッカ?」「コドモタクサン、メデタイ」とか胡散臭い日本語を話す、オヤジが出現。ふいにアメリカ・フレディ事件が脳裏をよぎるが、どうやら売店の店主らしい。日本語は日本人ツアーガイドに習ったとか。しょうもないガイドだ。オヤジは人なつっこいキャラで、30分くらい談笑する。何かモノを指差し、これは日本語・英語・スペイン語で何と言うか、という遊びをする。オレが日本語・英語を教えて、オヤジがスペイン語を教えるというもの。本=book=libroといった感じで。
楽しいオヤジと別れ、バス停へ。が、なぜかバスが俺の前をスルー。オイ!

次のバスまで2時間半。バル以外ほんとに何もない町だ。一人で突っ立ているのも空しい。なんか無性にオヤジに会いたくなり、風車の丘へカムバック!また1時間くらい談笑。日本語、英語、スペイン語が交錯する、奇妙な空間。オヤジの英語はスペイン語風英語だ。スペイン語読みで英語を読む。fortyがフォルティになってしまう。もうほとんど違う言語(笑)
最後は「トモダチ!」と握手を交わし、お別れ。
次スペイン来るときは、またこの風車の丘に来たい。またいつか会おうオヤジ!

今度はちゃんとバスに乗れました(笑)